映画「プーと大人になった僕」あらすじ

この映画は30年後に、プーとクリストファー・ロビンが再開する話です。
プーは100エーカーの森の中で、仲間が突然居なくなってしまい、クリストファー・ロビンに助けを求めてロンドンへやってきます。

クリスファーは父親のカバン工場を継いでいますが、戦後ということもあり、売上が伸びず、経費と人員削減を迫られていました。
クリストファーは家族やプライベートを省みず、仕事漬けの毎日を送っていました。

今まで数々の困難を乗り越えていくうちに、いつのまにかプーと会話をした「何もしない」ことの大切さを忘れてしまっていました。
プーと再会したクリストファーは一緒に100エーカーの森へ行き、かつての仲間たちを探し始めました。

週末に予定していた家族とのバカンスを犠牲にしてまでやってきた仕事の書類が一番大切だと言っていたクリストファーでしたが、プー立ちに再会して、さらに行方不明になった自分の娘を捜す騒動の中で、一番大切なことを思い出しました。

結局、その大事な書類は風に飛ばされてしまい、手元には1枚しか残りませんでした。
しかし、今の彼には書類よりも娘の方が大切だということにようやく気付きます。

このことで仕事の良いアイデアが浮かびます。
それは今まで富裕層だけを相手にしてきましたが、全ての階級の人に有給休暇を取ってもらい、旅行を楽しんでもらうことを提案しました。

そして、安くて手に入りやすい旅行鞄を売り込むアイデアを提案しました。
クリストファーはプーに「何もしない」ことで、素晴らしいことが起こることを教わりました。

プー立ちとクリストファー、彼の妻や娘は100エーカーの森で、楽しいピクニックの時を過ごしました。
30年前に別れてしまったプーとクリストファーでしたが、その間も結局はその関係は何一つ変わっていないことに改めて気付く2人でした。

映画「プーと大人になった僕」感想

プーがロンドンで、クリストファー・ロビンに赤い風船を買ってもらうシーンがあります。
この時、プーは「赤い風船を持っているだけで幸せ」と素直に言っていたのが印象的でした。

現代はより多くの物やお金を求めて、心身ともにすり減らしてしまっている人が多いように思います。
しかし、いくらたくさんの物やお金を手に入れても、心が満たされないと、プーが赤い風船を手に入れた時のような喜びは得られないと思いました。

この映画を観て、私は改めて「何もしない」ことの大切さを学んだように思います。
いつも何かをしなければいけないと思っていると、忙しくていつも何かに捉われているような焦りを感じてしまいます。

すると、ますます物事が上手くいかなくなってしまい、さらに窮地に追い込まれ、負のスパイラルの中に入って行ってしまいます。
そうならないための、警告のような映画だと思いました。

私はこれからも上手くいかないことがあると思いますが、その時はこの映画を思い出して、「何もしない」ことの大切さを再確認していきたいと思っています。